SNSで「#撮影会」のタグがついた写真を見かけて、素敵だなと思いながらも、実際に何をする場なのか、自分にも参加できるのか分からないまま、そっとページを閉じたことはないでしょうか。カメラマン側もモデル側も、同じように「なんとなく敷居が高そう」というイメージだけが先行しがちな構図。けれど実態を知ると、案外そうでもないと気づく人が多いもの。
「撮影会」は特別な人のための場所ではない
撮影会とは、カメラマンとモデルが集まり、ポートレート写真を撮る・撮られるために開かれるイベントのことです。「モデル」と聞くと選ばれた人だけの世界に思えるかもしれませんが、実態はほとんどが登録制。プロフィールと写真を送り、面談や登録を経て活動を始められる運営が多く見られます。
カメラマン側の事情も同様。高価な機材や長年の経験がなければ参加できない、というわけではありません。スマートフォンや入門用のカメラでも参加できる形式が用意されている。「上手な人だけの世界」というのは、実態とは少しずれたイメージです。
「難しそう」に見える本当の理由
それでも敷居が高く感じられるのは、撮影会にいくつかの形式があることを知らないまま、ひとまとめに捉えてしまっているからではないでしょうか。
- 個人撮影会:カメラマン1人・モデル1人で行う、1対1の撮影
- 少人数撮影会:モデル1〜2人に対し、カメラマンが5〜10人程度で行う撮影
- 囲み撮影会:モデル1人を大勢のカメラマンが取り囲む、団体形式の撮影
- セッション撮影会:会場に複数のモデルがいて、カメラマンが自由に移動しながら撮影する形式
SNSで目にする作品の多くは、こうした形式のどれか一つ、しかも熟練した参加者が撮った一枚です。全体像を知らないまま一部の完成度の高い写真だけを見てしまうと、実態より難しく感じてしまうというのが正直なところ。
自分に合う撮影会の選び方・参加までの3ステップ
形式ごとの違いが分かれば、選び方も見えてきます。初めての参加なら、周りに人がいて安心感のある囲み撮影会や少人数撮影会から入るのがおすすめ。じっくり自分のペースで撮りたい・撮られたいという方には、個人撮影会が向いています。参加までの流れは、次の3ステップで進められる。
- 運営サイトを2〜3件見比べ、雰囲気や料金、開催形式を確認する
- 予約フォームから申し込み、当日の持ち物・集合時間・支払い方法を確認する
- 当日は集合時間に余裕を持って到着し、まず運営スタッフに挨拶をする
初参加の前には、以下も併せて確認しておくと安心です。
- 運営会社の情報(会社名・連絡先)が明記されているか
- 料金と支払いのタイミングが文字で説明されているか
- 撮影時間・集合場所・服装のルールを把握しているか
- 分からないことは、当日ではなく事前に運営へ確認したか
種類さえ知ってしまえば、「撮影会」は思っているより身近な世界。まずは自分に合いそうな形式を一つ選び、実際に開催情報を探してみることから、始めてみてはいかがでしょうか。